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| 新水門

新岩保木水門 ― 工事銘板をめぐる小さな謎

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旧岩保木水門の正面には、堂々と「岩保木水門 竣工 昭和六年八月」と刻まれた銘板が据えられています。歴史を物語るその文字は、訪れる人々に確かな存在感を示してきました。

ところが、新岩保木水門を眺めても、どこにもそのような銘板が見当たりません。建物の外観をいくら探しても、記録を示すものは姿を現さないのです。

……え、どこ行ったの!?

実は、新岩保木水門にも竣工日を記した銘板が存在します。場所は橋の端、赤い矢印で示されたその一角。まるで隠しアイテムのように、ひっそりと設置されているのです。

ここには一般的な工事銘板があり、たしか「岩保木水門 施工日/竣工日」と記されていた記憶があります。

なんでそんな隠し場所に置くの!?

実際の位置は、普段の視点からはまず確認できないところ。普通に歩いていても目に入ることはありません。

フツーじゃ見れないよ!

そして何より重要なのは、安全面です。銘板を探そうと無理に近づくと危険を伴います。

絶対に入っちゃダメ!

このように、新岩保木水門の銘板は「見えない場所にある」という事実そのものが、歴史の奥行きを感じさせます。表舞台に立つ旧水門の銘板と、舞台裏に隠された新水門の銘板。二つの姿勢の対比が、時代の移ろいを静かに語りかけているのです。

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