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【考察】新岩保木水門の「36年目」と、まだ見ぬ三代目の足音。
私たちが岩保木を訪れる際、どうしてもその視線は、大正から昭和の激動を生き抜いた「旧岩保木水門」の高貴な佇まいに吸い寄せられてしまう。
しかし、そのすぐ傍らで、平成、令和の時代を通じて釧路川の水流を黙
【再訪】新緑の岩保木水門。洗車直後の代償と、今しか出会えない景色。
移り変わる季節の中で、その姿を静かに変えていく近代産業遺産。 前回の訪問から約260日(およそ8ヶ月半)ぶりとなる2026年5月27日、私たちは再びあの場所へと足を運んだ。
突き抜けるような青空、そし
新岩保木水門 ― 工事銘板をめぐる小さな謎
旧岩保木水門の正面には、堂々と「岩保木水門 竣工 昭和六年八月」と刻まれた銘板が据えられています。歴史を物語るその文字は、訪れる人々に確かな存在感を示してきました。
ところが、新岩保木水門を眺めても
旧川水門が閉じると決まった日──
昭和八年(1933年)五月二十六日。今から92年前、釧路は静かに未来を選んだ。
釧路川の流れは、今日も変わらず淡々としている。だが92年前、この静かな川を前に、街はひとつの大きな選択を迫られていた。